こんにちは。
いきなりですが、
皆さんは”hamon”を知っていますか?
“hamon”とはミツフジ㈱が開発しているスマートウェアラブルシステムです。
IoH(internet of human)やIoB(internet of body)と言われる分野で ウェア開発 と システム開発 を同時に実現させた最先端技術です。
銀繊維の編み込まれたこのウェアを着ることで、心拍数や心電図が計測でき体調管理をしてくれるというものです。
大学と共同開発され、熱中症を数値化することに成功しており、医療機器に認定されているのが大きなポイント!
日頃から自分の体調というのはわかっているようでわかっていないものです。
「喉が乾いた」と思う時にはすでに脱水症状が始まり熱中症の入り口にいるとも言われています。
そんな自己管理も難しい体調を数値化し、自分自身が「熱中症かも…」と気付く前に知らせてくれるのがこのhamon。
他にも、GPSで管理者は居場所がわかったり、転倒すると通知を送る設定も可能で、事故の早期発見にも繋げることができます。
では、このhamonを着ることで具体的にどのようなことが出来るのか!?
・工事現場の働き方改善
作業員本人から「体調が悪いです」と申告がなくても、熱中症が発症しそうな時に、本人と管理者に通知が送られます。個別対応はもちろんですが、仮に14時に通知が数件あるとすれば「今のままの働き方では危ないので、14時に休憩を挟もう」と言うような改善を事故が発生する事前に行うことができます。
※実際に現場で実証実験を進めています
・あらゆる職場での働き方改善
交感神経、副交感神経のデータも取れるので、社員の体調を把握し、精神的な病になる前に、ストレス軽減の施策を行うことができます。
※大手下着メーカーとコラボし、実際にキャビンアテンダントで実証実験を進めています
・お年寄りや乳幼児に対して
お年寄りの急な心肺停止や、乳幼児突然死に対して、早期に発見することができるので守れる命が増えるかもしれません。(これは事前にはわかりません) またお年寄りの徘徊や乳幼児の誘拐に対しても、GPSで居場所がわかります。
※大手子ども服メーカーともコラボしています
ほかにも考えられる活用方法は様々!
ラグビーワールドカップでは観客席の一部に配布し、観客の熱中症患者を抑える試みもスタートしています。
(ウェアタイプではなく、絆創膏のようなもので使い捨てタイプも開発中)
私たちは、日頃から人と人との繋がりを何よりも大切にしています。
こうした最新技術を活用することは良いことだと思っていますが、機械に頼りすぎ、人と人との繋がりが薄れてしまっては本末転倒です。
日頃から身近にいる人としっかりコミュニケーションを取り、その上でこうした最先端の技術を活用していきたいと思っています。
詳しくは こちら をぜひご覧ください。
実際に開発した商品を着用した取り組みが朝日新聞に掲載されています。
こちらはミツフジとワコールの共同開発商品です。
他にも様々な商品や実施例があります。
こちら をご覧ください。
自分や家族、従業員、
介護施設や福祉の現場、
スポーツ選手のコンディション、
こども向け商品では園児の見守り、
様々な場所や場面で導入されています。
キタキカイでも実際に、1人で過酷な現場へ向かう際にはhamonを着用するようにしています。
1人で助けを呼べなくても管理者へ連絡が入る。
キタキカイはhamonの代理店になっています。
何かあってからでは遅い。大切な命を守るために。
For people, nature and the future
KITAKIKAI